進撃の巨人25巻の感想と考察【ネタバレあり】

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進撃の巨人25巻の感想と考察

4月9日についに進撃の巨人25巻が発売されました!

この記事では、この進撃の巨人25巻の感想と考察を書いていきたいと思います。

※ネタバレ要素を多分に含みますのでまだ読んでいない方は本編を先に読みましょう!







1.巨人大戦の真実

遂に巨人大戦とフリッツ王の不戦の契りについて明らかになりました。

要約すると以下の通りです。

  • 巨人大戦はフリッツ王が完結させた。
  • 不戦の契りはマーレに王家の命としその巨人を奪われても良しとした思想だった。

この2つ目の不戦の契りがあったからこそフリーダはグリシャから巨人を退治してくれと懇願されたときも断固として手を出さなかったのだと思われます。

当時攻めてきたのは明らかにマーレ側であり、それによる巨人の襲来があったとしてもそれは初代王の思想としてはまさに望まれた光景であり阻止する必要はなかったのです。

だからこそ先々代のウーリも始祖の巨人を受け継ぐ前は巨人討伐に乗り気であったのに承継後は不戦の契りによってその思想を変えられてしまったのです。

こうしてみると完全にフリッツ王、フリッツ家は世界側するといいものに見えます。

でも、王家がそう思っていても実際に殺されるのは国民ですから国民側からすれば迷惑極まりないだろうなと思ってしまいました。

その不戦の契りの事実も知らないまま調査兵団は巨人に食われ続け、国民も巨人の襲来により幾千のもの命が奪われたのですから。せめて記憶消さない方が良かったんじゃないのかなあ。

2.タイバー家の狙いとは

ヴィリー・タイバーは自らの命をもってパラディ島の脅威を世界に知らしめました。

ヴィリーはマガトと話している内容の通り、自分が死ぬ可能性が高いことは重々承知していたようです。

確かにマーレ、そして、残存するエルディア人からするとパラディ島を征服し始祖の巨人を奪い返すことは急務であり、国として進めなければならない戦争です。

でも、それをこれまで静観してきたタイバー家がなす意味とは何だったのでしょうか。

普通に読んでいると別にそのまま静観したままでいるのがタイバー家としてはヴィリーも死なず良い選択肢であったと思われます。

その答えとしてはヴィリーの妹が戦鎚の巨人を受け継いだこが大きな要素としてあると思われます。

ヴィリーは100話宣戦布告で妹の方を見ながら『そこで見ててくれ…、これがお前を犠牲にした…、俺のけじめだ』と述べています。

ということはヴィリーは妹に戦鎚の巨人を受け継がせたくなかったのだということがわかります。

九つの巨人を受け継いだものは13年で死ぬことが分かっています。

ですので、それを妹に継がせることは当然兄弟としては認めたくないはずです。

ここは予想ですが、ヴィリーの人柄的にも自分が受け継ぐと言っていたのかもしれません。ですが、ヴィリーはタイバー家当主を受け継がねばならない。

ということで仕方なく妹が巨人の力を受け継いだというような筋書きが予想されます。

これを本心からは受け止めたくなかったヴィリーはせめてもの償いとしてタイバー家がなすべきことはきちんとなそうと考えこのような行動をとったのではないかと思います。

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3.エレンとミカサ達のマーレ上陸

ライナーも最初にエレンに聞いたようにこの25巻最大の謎はエレン達がどうやってマーレに上陸して潜むことができたのかということです。

マーレとパラディ島の間には当然があります。しかし、パラディ島の国民はエレン達調査兵団が4年前に初めて海を見たレベルで海を渡る術などないはずです。

もちろんパラディ島内にも池や湖があり船は存在していたでしょうが、湖を渡る船と海を渡る船ではその構造も違うでしょうし、航海術も必要になります。

海を見つけたばかりのパラディ島国民がたった4年でこれらの技術を身に着けたとは言い難い状況です。

では、どうやって海を渡り、しかもマーレに潜伏することができたのか。それは世界側とパラディ島に何らかの接点があり何者かがエレン達の上陸を補助したとしか考えられません。

ヴィリーも100話宣戦布告で『何より危惧すべきパラディ島勢力の協力者の影だが…』という発言にもあるとおり、マーレ側もその存在に気付いているためこの補助した人物がいることは確実です。

では、それは誰なのか。まず怪しいのが99話疾しき影で登場したアズマビト家のキヨミです。

このキヨミは24巻98話よかったなでウドがワインをこぼしても咎めたりせず逆にウドのことを助けてくれました。

これはエルディア人がこのようなことをしてしまった場合、相応な処分を受ける可能性があるためです。それを助けてくれたということはこのキヨミはエルディア人の味方とすることができます。

またこのキヨミは東洋人です。

東洋人は16巻でも触れられていたようにパラディ島の王政にアッカーマン家とともに背を向けた一族です。ということは現在のヒストリア政権には味方であることが推測されます。

このキヨミも東洋人ということでパラディ島の東洋人家と何らかのつながりがあるのではないかと思われます。

そして、何より25巻でヴィリーを激励しに来た後、さも怪しげに『さて…、行きましょうか』と発言し歩いて行っています。これは怪しすぎです。

またも予測ですがこれはこの後ヴィリーたちが襲撃されることが事前にわかっていたため足早にこの会場を後にしたのではないかと思われます。

これらの理由からエレン達を補助したのはこのキヨミという人物であると思っています。

この場に招待されるということはそれなりの地位も資金もあるはず。であれば、パラディ島側に船等を提供したとしても不思議ではありません。

エレンは手紙を送っていましたが、あれは潜伏していたミカサ達ではなくこのキヨミ宛だった可能性も否定できません。

あとはかなり可能性が低いですが、アニも協力しているのではないかと思っています。

というのも25巻ではアニの父親が登場し、アニは死んでいないと述べています。この流れでアニが死んでいるというのはちょっとおかしい。

でも、死んでいないでマーレに戻ってきていないということはもしかすると説得されて味方になったのかもしれないと思っています。

例えば父親は殺さない契約をしたとか。これはかなり可能性は低そうではありますが。

4.エレンの不審

この25巻ではライナーと接触し、そして、会場で巨人化して暴れるなどエレンが大活躍しています。ですが、このエレンを見ていて何かおかしいとは思わなかったでしょうか。

まずライナーとの会話です。エレンは『お前らができるだけ苦しんで死ぬよう努力する』という発言を忘れてくれと言っています。

これまでの死に急ぎ野郎のエレンであればこんなことは絶対言わないはずです。

そもそもこのライナーとの会話自体のテンションがおかしいです。宿敵を見つけたのにテンションも上がらず殺そうとしないばかりか、ライナーのかつての心境に同情してすらいるように思えます。

また、ヴィリーが演説で自分が死にたくないこと、そして、パラディ島の悪魔と共に戦ってほしいことを訴えているときに悲しげな表情をしながら聞いています。これもなんか変です。

極めつけは味方であるはずのミカサから『…エレン、お願い…、帰ってきて』と言われていることです。

おそらくこのときのミカサの援助は作戦通りのはず。でも、エレンが民間人を殺してしまったことを咎めています。ということはここまですることは作戦にはなかったと思われます。

そして、マガトが言うように世界各国の主要人物が集まるこの会場で無差別に人を殺せばパラディ島の立場が弱くなることは明白です。

パラディ島側としては敵である『世界』を滅亡させることが一番の勝利条件ですが実際問題として世界中の人を滅ぼすなんてことは不可能です。

ですので、パラディ島が生き延びるためにはパラディ島に世界を滅ぼす意思なんてないことを示すほかないはずです。

おそらくジャン達はそれをやろうとしているのかとも思いますが、エレンの行動はこれに逆行しています。むしろかなりいい演出でパラディ島が危険だということを指し示してしまっています。

これらのことから考えるとエレンは既に始祖の巨人の思想を受け継いでしまっているのではないかと思われます。

始祖の巨人の思想とは最初にふれたようにエルディア人の滅亡が最終目標です。

エレンはそれをすべきだと考え、行動している。とするとこれらの不可解な行動にも説明がつきます。

だからこそ最高の演出でヴィリーを殺し、その他の人も殺害したと考えられます。

となるとやっていることは似ていても本当の意味でパラディ島側の敵となってしまいます。そこで、ミカサがエレンに帰ってきてといっている、というように解釈できないでしょうか。

5.アルミンは?

超大型巨人のアルミンさんは出ないんでしょうか…。

まとめ

以上、進撃の巨人25巻の感想と考察を書いてきました。

この25巻を読んで思ったのが、

謎多すぎいぃぃぃーーっ!!!!

ということです。

何から何まで読んでいて謎が多すぎます。一応考察してみましたがわからないことだらけですべてが予想にすぎません。ほとんど合っていない自信があります笑

でも、面白い…。めちゃくちゃ面白いですね。これまでにないくらい盛り上がっていると思います。次は、いよいよジーク達とのバトルになります。

というかアルミンは?アルミンの超大型巨人になった姿が早くみたいです。流れ的にもマーレに潜伏してそうなものですが。

といろいろ気になる点がありますが次巻に期待したいと思います。

では、また次巻でお会いしましょう!

マーレに攻め込んだ調査兵団。しかし、そこでは獣の巨人などの猛追に遭う。はたして生きて帰れるのか?この記事では、進撃の巨人26巻の感想と考察を書いています。

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