クソゲーとされるFF15のレビュー・感想・評価を書いてみた

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FF15のレビューを書いてみた

皆さんお正月休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。

僕は10連休という稀に見る暇な時間を与えられたため積んでいたFF15をクリアするのにすべての時間を費やしてました。

ネット上ではやれクソゲーお使いゲーなど散々な評価をされていましたが実際にやってみてこう思いました。

結構面白くね?

そう。意外とおもしろかったですよ。たしかにいろんなサイトであーだーこーだストーリーなどについて言われていてその通りのことも多いですが久しぶりにRPGをやった僕としてはそれほど十分楽しめました。

今回は、この悪評名高いFF15についてこれからやろうかなと少しでも考えている人に向けて徹底的にレビューしていきたいと思います。

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1.あらすじ

まず最初にストーリーのあらすじを言うとこんな感じです。

主人公ノクティスはルシス王国の王子。このルシス王国とニフルハイム帝国間で続いていた戦争が遂に停戦されることとなります。

この停戦の象徴としてルシス王国の王子ノクティスとニフルハイム帝国に属する国テネブラエノの巫女であるルナフレーナは結婚することとなります。

この結婚式に参列するためノクティスは仲間三人を連れて旅に出ます。

そして、船にのって結婚式の場にいざ行こうとしたときに突然と知らされる母国ルシス王国の陥落

なんとニフルハイム帝国との停戦協定は偽りのものにすぎず、帝国によって襲撃を受けたルシス王国は現国王、レギスも崩御し壊滅的な状況となります。

ノクティス達は帝国からルシス王国を取り戻すため、世界各地を回り力を求め再び旅に出るのでありました。

2.ストーリーのレビュー

一応、こんな感じのストーリーとなっています。ストーリーについてはいきなりですが、そこまで期待しない方がいいと思います。

散々他のサイトでも評価されているようにあんまりキャラクターや状況の深堀がされていなくゲームをプレイしただけではあんまり理解することができません

シナリオが詳しく書かれた攻略本やネットの考察サイトを見ずにエンディングまでプレイしましたがちょっとプレイヤーが置いてけぼりにされてしまう感は否めないと思います。

ですが、さすがはFF。理解はできていなくても壮大な音楽とめちゃめちゃきれいな映像のおかげで理解できていなくてもなんとなく感動することができます

特にラストダンジョンでは『ついに終わってしまうのか…』とかっこいいBGMとグラフィックによりかなり感慨深く感じるようになっています。

もちろん個人的にストーリーが一番好みであったFF10よりは感動したり、泣いたりということはありませんでしたが、なんとなく悲劇であることはわかり、辛いなあ、かわいそうだなあといった小学生並みの感想を抱くことはできます。

わからないこと、解明されていないことはプレイヤーの想像にお任せしますといったスタンスですが、クリア後にはネット上での考察を楽しんで読めたので意外と楽しめるものでした。

酷評のように感じてしまわれそうですが、言われるほどストーリーがクソではなかったというのが正直な感想です。

むしろFF15を楽しむのであればストーリーは正直2の次です。そこまでこだわらなくていいと思います。

3.もはやアクションRPGである戦闘システム

戦闘

FFといえば、敵にエンカウントして仲間のコマンドを選び戦闘するというオーソドックスなRPGの戦闘を思い浮かべがちですが、このFF15はこれまでとは違いほぼアクションゲームのような戦闘システムとなっています。

例として挙げればもはやキングダムハーツに近いシステムです。

フィールド上に敵が現れ、戦闘シーンに移ることなくそのまま戦闘が始まり、〇による攻撃、□によるガードなど自分でキャラクターを操作して戦闘していきます。

僕はキングダムハーツが大好きなのでこの戦闘システムにハマりました。レベルが低くとも何とかうまく操作して敵やボスを倒していくのはかなりの面白さがあります。

そして、外せないのがシフトブレイクと呼ばれる主人公ノクティスだけが使えるワープ攻撃です。フィールド上の離れた敵をロックオンして△を押すと敵のところまでワープして突撃攻撃をすることができます。

これがかなり爽快感を味わうことができます。むっちゃ気持ちいいです。

また、ガードもただガードしたり攻撃をよけたりするだけでなく敵それぞれ用のガード法があり、タイミングよくガードボタンを押すと攻撃をうまく受け流したり(パリィ)、反撃をしたりすることができます。

敵が強くなってくるとこのガードやパリィを多用しなければ勝てなくなったりするのでそのある程度の技術が必要となるところがこのゲームの肝だと思います。

敵の攻撃を受け流しまくっったところで反撃して大ダメージ!となると最高に気持ちいいです。

さらに主人公ノクティスにはゲージをためるとファントムソードと呼ばれる伝説の武器を何個も使って連打攻撃することができるモードがあるのですが、これもめっちゃ強くてかなり気持ちいいです。

なかなかゲージはたまりませんが、もはやノクティスのスーパーモードであり、どんどん敵やボスのHPゲージが減ってこれまた爽快感を味わうことができます。

あと忘れてはならないのが仲間との連携コマンドです。これもゲージがたまると仲間それぞれとの連携技を繰り出すことができるのもこのゲームの特徴です。

仲間の必殺技からのノクティスの連携攻撃や、敵を一斉に攻撃する必殺技、そして、味方の補助をしたり回復をしたりすることができる技などこのコマンドがあることで戦闘に広がりがでてきます。

経験値に近いAPというポイントでこの連携コマンドを増やすことができますが、これによって戦闘にも多少の戦略を立てることができてさらに戦闘を楽しむことができます。

(演出が長すぎてイライラする技もあります。てめーの事だよくそゴリラ)

こうして書くとアクション苦手な人にはとっつきづらく感じてしまうかもしれませんが一応そのためのEASYモードを選択することもできるのであまり気にしなくてもいいと思います。

ストーリーの酷評ぶりのせいでまだ未プレイという方は是非一度戦闘をやってみてほしいなとも思います。

4.壮大なオープンワールド

オープンワールド

FF15の一番の売りはその美麗なグラフィックによるオープンワールドだと思います。しかし、このどこでも謳われているオープンワールドはあまり活かせていなかったかなあと正直思ってしまいました。

オープンワールドというとストーリーの進行だけにとらわれず、プレイヤー自身で自由に世界を回れるようなイメージを持たれると思いますが、そこまで自由さは感じませんでした。

なぜならこのゲームのフィールドは基本車移動だからです。

どういうことかというと車移動=移動する距離が長いということです。

町(拠点)から町までは普通車で移動するので結構な距離があります。これを徒歩で散策してみてもいいのですが相当時間がかかります。

しかも、頑張って自由に移動してみたとしてもいきなり強すぎる敵と遭遇してしまった!とか、本来なら終盤でプレイするはずのイベントが始まってしまった!、強すぎる武器を手に入れてしまった!などのドキドキはありません。なので、あまりにも散策する意味がないので『普通にストーリーに沿って移動するか…。』と思ってしまう人が大半でしょう。

そして、肝心の車移動には仲間に任せるオートドライブとノクティスが運転するマニュアルドライブがあり、マニュアルであれば車を操作できるのですがこれが全然面白くない…。

アクセル、バック、Uターンなどを操作できるんですが別にレーシングゲームのような操作性があるわけでもないのでただの苦痛です。

しかも慣れないと車をそこら辺にぶつけてせっかくきれいな車もひびが入ったりします。別に傷ついても放っておいていいんですがこれを治すのにもお金がかかります。

このような影響で車の運転は基本仲間が運転するオートドライブですが、何も操作はしなくてもきれいなグラフィックによる荒野草原山などの景色を見たり、カーステレオとして過去のFF作品の曲(FF5でいえばビックブリッジの死闘など)を聴いたりすることができてなかなか楽しむことができます。

もしこうしたことに飽きても基本的にはファストトラベルという運転シーンカットも選ぶことができるのでそれほど苦痛には感じないと思います。

5.まるで自分自身が旅をしているような感覚

オープンワールドとともにFF15の大きな特徴としてはキャンプ、そして、朝や夜といった時間の概念があることが挙げられます。

これまでの作品では基本的にずっと昼間ですがFF15では15時、深夜0時など時間の概念があり、探索をしていたりするとすっかり夜になってしまったなんてこともあります。

夜になるとまずフィールドは見えづらいですし、道路には強い敵が現れてくるので活動には向いていません。なのである程度時間を気にしてプレイをしなければなりません。

そのため夜になる前には宿屋に泊まるなどの策を講じなければなりません。(宿に泊まると自動的に朝となる仕様です)これが現実の生活に近くてプレイした当初はやけにリアルだな!と少し感動してしまいました。

そして、ここにキャンプシステムです。まるで昔のFFにあったセーブポイントのようなところが各地に散らばっており、そこに行くと仲間とキャンプできるようになっています。

討伐対象を探していたけどなかなか見つからず夜になってしまったなんていうくたびれたときに近くの標でキャンプをし、そして、キャンプ後にはきれいな朝日を眺めることができる。これに結構感動します。『ああ、旅してるんだなあ…』とか実感できるときですね。これが思ったよりも楽しめます。

6.無駄にきれいな料理たち

料理

そして、そのキャンプでは仲間のつくった料理を食べることができます。

そこまでリアルにしなくてもいいよ!という人もいそうですが、この料理がグラフィックに超こだわって作られている点にビビるだけでなくその効果にもビックリします。

料理を食べると強くなるんです。例えばHP+2000とか料理を食べた後にステータスがアップします。

なので、ボス戦、ダンジョン突入前にはキャンプしてステータスを高めておくことで旅がかなり容易になったりします。これには新しさやゲームの広がりを実感せずにはいられませんでした。さらにこれも実際に旅をしているという感覚にもプラスに働きます。

(ちなみにキャンプだけでなく町に存在するレストランでも似たような料理を食べることができます。ただ、レストランの場合は当然お金がかかるので序盤は基本的にキャンプ一択となります。)

7.キャラクター

プレイするキャラクターですが、これは最初にも触れたようにあんまりキャラごとにその性格や人となりについての深堀がされていないのであんまり感情移入できないかもしれません。

ただ、これまでの作品と違い、ストーリーの進行している場面だけでなく町に行ったり、戦闘したり、ダンジョンを攻略したりといった至るところでいわば『雑談』が発生します。

新しい街について『この町あちぃな』とか、車を運転していて『海だぁぁー!』とか、きれいな場所を見つけて『あそこで写真とらない?』とか、戦闘していて『ノクト(主人公)、今やられてなかった?笑』といったすべての場面で仲間との雑談があります。こうしたこともあってか仲間と友達と旅しているという感じがすごくします。

ただ、難点はパーティは基本男のみなことですね。男4人で車旅なので男苦しいことこの上ないです。できれば一人くらい女キャラがいてもよかったのではと思ってしまいます。

ですが仲間にはならないもののストーリーに絡む女キャラは当然います。

これも進化したなあと思ったところですが、FF15の女キャラはこれまでの作品に比べて格段にかわいくなっていると思います。特にヒロインであるルナフレーナとかゲストとして戦闘に参加するアラネアというキャラであったりとかわいい女キャラがいるのは良かったと思います。

アラネア

この画像はアラネア

なお、仲間キャラの深堀はDLCで補完されています。お金はかかりますがどれも仲間の真実を知ることができるので本編をやるのであれば是非一緒にプレイしてほしいところです。

(というか本編に入れとけや!)

8.クリア後の要素

FFの醍醐味でもあるストーリークリア後の要素ですが、超巨大なボスがいたり、強い敵がうじゃうじゃ出るダンジョンを攻略しなければならなかったりして結構な要素が準備されています。

むしろFF15はクリアしてからが本番です。僕の場合、ほぼ寄り道せずにストーリーを進めましたが、クリアするのにかかった時間は20時間程度で、クリア後ほぼすべての要素をクリアするまでには合計90時間くらいかかりました。

FF12のモブハントと同様な討伐依頼を基本うけるのですが、これにもう少しストーリーを肉付けできたらと思うところがしばしばあります。基本的にただ困っているから倒しといてといったお使いゲーになってしまっています。

レベル100越えの強敵がいたりするので戦闘として楽しめることは楽しめるのですが、あともう少しストーリーやキャラクターと絡めることができればなあと物惜しさを感じずにはいられませんでした。

でも、強敵を何時間もかけて倒すのはやはりFFならではの楽しみがあります。

(ただプティオス遺跡だけは絶対に許さん。これ作ったやつ頭おかしい。)

他にもやり込み要素として釣りや料理のレシピを集めたりといったこともできます。でも正直これは面白くないので結局やり込みませんでした…。

まとめ

以上、酷評と噂のFF15のレビューを様々な点から書いてきました、総評すれば70点といったところでしょうか。

戦闘や旅のシステム、グラフィック、そして音楽には何の問題もありません。惜しいのはストーリーのみです。これでストーリーもよければ何の問題もなく名作になっていたと思います。

ですが、ストーリーを十分補うほどの戦闘システムや旅の楽しさは十分に感じることができるのは確実なのでもしやるPS4買ったけどやるゲームが見つからない!という方は是非一度プレイしてみてほしいと思います。

なお今買うなら通常版ではなくロイヤルエディションを買いましょう。通常盤発売後に追加されたDLCと新要素がすべて含まれているのがロイヤルエディションなのでお間違えの無いように!

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