ハンターハンター36巻の感想と考察【ネタバレあり】

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ハンターハンター36巻の感想と考察

10月4日にやっとハンターハンター36巻が発売されました!

この記事では、このハンターハンター36巻の感想と考察をネタバレありで述べていきたいと思います。

※ネタバレ要素を多く含むので先に本編を読んでください。







1.念を覚える際の傾向

まず最初の話でクラピカが念を覚える際の傾向の判断方法を提示しています。

判断方法は簡単で自分の右手と左手を繋ぐだけで、その繋ぎ方でわかるようです。祈り型・握手型・片手主導型の3つがあるようですが、私の場合は握手型でした。これ片手主導型の人とかいるのかな。かなり珍しそう。

というか念を覚える時にはこんなことをしてオーラを感じるようにするんですね。ゴンとキルアの場合、ウイングに強制的に精孔を開いてもらったのでこのような地道な作業は行っていません。念を教えてもらったといった初日に纏を覚えていたので大分遅いペースな感じがします。

しかし、クラピカはこの初心者たちに2週間で覚えさせるといっています。

ということは最初はウイングのように強制的に精孔を刺激するのかと思いましたが違うようです。とするとテータも言っていた通り2週間で覚えるのは難しそうな気がします。

これは場の硬直をもたらすためのクラピカの方便なのでしょうか。しかし、方便であった場合、兵士たち、そして、所属する王子たちが黙っていなそうです。ツェリードニヒなんて殺していいよとか言っているわけですし。

なのでクラピカにも何かしら思惑があるはず。最後はやはり強制的に精孔をあけるなどの強制的な手段を使う気がします。

2.旅団登場

もしかしてシャルナークやコルトピ以外のメンバーも殺されているかも?とも思えた旅団のメンバーが全員登場してきました。目的はやはりヒソカの命。その強さからぐいぐいと船内での存在感を強めています。

ここで疑問に思うのがなんでヒソカが船内にいるの?ってことです。

旅団の当初の目的はカキンのお宝を入手するということでした。ヒソカの行動原理は強い奴と戦うこと。でも、船内に強い奴がいるということは知らないはず。(船内にも十二支んや王子たちなど強い奴はいますが、キメラアントのことすら知らかなかったヒソカがそんな情報を知っているはずはありません。)

この点に関しては順番が逆なのかなと思いました。

どういうことかというとヒソカはあくまで団長を追っているということです。

団長はヒソカ戦後、カキンのお宝を奪うとシャルナークに言っています。その時点で団長への報復を熱望していたヒソカはその情報を何とか手に入れて団長を追って船内に忍び込んだと考えられます。なので旅団がヒソカを追ってではなくてヒソカがまず団長を追ってそれをさらに追跡するために旅団が参戦したという順番になります。これであれば話は通ると思います。

でも、ヒソカはこんなに旅団全員を集めてしまって勝算はあるのでしょうか。

シャルナークとコルトピを簡単に惨殺したからと言って彼らは非戦闘員です。旅団の中でも戦闘力は低い方。しかし、今回は戦闘員のフィンクスやフェイタンもいます(ノブナガもいるよ!笑)。

ヒソカが団長を除くメンバーより強いということはあるかもしれませんが、これらのメンバーが複数で襲い掛かってきた場合はさすがに勝てないんでないでしょうか。あのフェイタンすら手段を選ばず複数で戦おうとしているのでヒソカは絶体絶命のピンチな気がします。

なのでヒソカからするとこの旅団の複数体制を壊し、個別撃破をしていくしか生き残る手はないと思います。そこが今後のヒソカ対旅団の追いかけっこのキモな気がします。

3.王子たちの棺

№371任務の話の最後にモモゼ王子がに入れられている描写があります。ここで疑問に思ったのが棺が14個あるということです。

王子たちの人数は14人。この王子たちが殺しあって一人になるまで継承戦は続きます。しかし、一人になるまで続けば必要な棺の数は13個でいいはず。14個だと全員分になってしまいます。1個多くない?という点が疑問なのです。

ここで考えられるのがもともと14人全員死ぬ予定であること、あるいは、生き残っても棺に入る意味があるということの2つです。

1つ目は無理矢理な考えです。カキンの後継者を見定めるための継承戦なのに全員死んでしまっては跡継ぎがいなくなってしまいます。さらに無理矢理考えれば全員死んでその中から生き返らせる王子を選ぶというような流れを考えられなくもないですがやはりちょっと無理があります。

ということは2つ目の生き残っても棺に入る意味があるという案の方が筋は通りそうです。

そもそも壺中卵の儀は念獣を王子全員に与えるというもの。ということは念の力を分散しているということになります。継承戦で王子の人数が一人になり力を分散する必要がなくなった時に力を一人に集中させるためにこの棺があるのでは?と考えました。棺に全員入ることで力が一人に受け渡される、そんな感じです。なので全員分の棺があるということになります。

棺が14個書かれているページを見ても各棺から線が伸び中央にある機械に繋がっているような描写となっているのでそれもありなのではないかとも考えました。

そもそもこの描写にさほど意味はないといわれてしまえばそれきりなのですが(^^;

4.サイレントマジョリティーは誰なのか

35巻ではクラピカが念を教える場に暗殺者が潜んでいることが明らかになったところで終わっていました。暗殺者の能力はサイレントマジョリティー。このサイレントマジョリティーが誰の能力なのかが気になるところです。

それを探るために重要なポイントがヒュリコフが見つけた念能力者である4人の正体です。

36巻ではハルケンブルグ所属のシェジュール、ユヒライが念能力者であることが明らかになっています。(王子の念獣の力の影響ですが)そして、国王軍に捕まったロベリーももう一人という表現をしているのでこのロベリーが3人目の念能力者であることがわかります。そして、4人のうちの残った一人がサイレントマジョリティーを使う暗殺者であることが推察されます。

その後の言動が嘘をついていないとすれば怪しそうなのは第8王子サレサレ:ムシャホ、第10王子カチョウ:ユウリ、第11王子フウゲツ:ラジオラス・イラルディアあたりな気がします。

前巻の考察でも書きましたが個人的には一見怪しくなさそうで念も使えなそうなユウリあたりが暗殺者ではないかと考えています。同じ所属のロベリーも念能力者だったわけですし、そのロベリーにサイレントマジョリティーの能力を付与もしやすい環境にあったと思われます。

このサイレントマジョリティーの正体は36巻で明らかになるだろう!と思っていたのですが明らかにならず…。次巻に期待することにしましょう…。

5.ハンゾーの能力が明らかに!

ハンター試験の時から登場している忍者のハンゾーですがここでやっとその能力の一部が明らかになりました。

使ったのは分身の術(ハンゾースキル4)という能力。さすが忍者だけあって忍者っぽい能力を使ってきました。

でも、ここでまず思うのがいきなり具現化系の能力使っちゃうの?ということです。

ハンゾー(分身)とクラピカの会話をサカタが見ているということはハンゾーの分身は実物が出現していることになり、念能力の系統からいうと具現化系がメインのはず。

そして、性格からするとおそらくハンゾーは強化系か放出系と推察されます。すると具現化系である分身って苦手系統の能力になってしまいます。

もちろん具現化したものを遠隔操作しているので放出系の能力も使っていると言えますが、メインは具現化でしょう。あとは操作系もかな。忍者といえばいろんな術があるのだからあえて苦手そうなところを覚えなくてもいいのにと思ってしまいます。カストロのような選択ミスに見えてしまうんですよね。分身ということはカストロに結構近い能力だと思うのです。

こんな複雑で苦手系統もある能力使ったらすぐにメモリ不足になってしまいそうな気もします。しかし、注目すべき点はその能力の名前です。ハンゾースキル4と呼んでいるので少なくともハンゾーの能力は4つ以上あることが推察されます。

他にも忍者と言えばすいとんの術とか火遁の術とか隠れみの術とかですかね。すいとんとか火遁の術とかは変化系でしょうし、隠れみはこれまた具現化系ですかね。これらを使えるとしたらハンゾーのメモリ数やばすぎ!ってなってしまいます。

やっぱり初期のヒソカが言っていたメモリはもう死に設定なっているのでしょうか。そうでないとハンゾーの万能感がぬぐえません。

でも、とりあえず初期メンバーであるハンゾーが活躍するのはかなり見てみたいところなので早く誰かと戦闘して隠された能力を明かしてほしいです。あっさり死んじゃいました!とかいう悲しい展開だけはやめておくれ…。

6.フウゲツの能力

各王子たちの念獣の能力が明らかになっていく中で第11王子フウゲツの能力が少し明かされました。

能力名はまだわかりませんが扉が出現しそれを通ると移動できる能力のようです。

でも、これって念獣の能力なのでしょうか。

他の王子たちの能力が発現される時は必ず念獣の姿が見えていますがフウゲツの場合、念獣が見当たりません。扉自体が念獣とも考えられなくもないですが、王子自身は自分の念獣を見ることができないのでそれもなさそう。

かといってフウゲツが特質系で自分の念能力が発現したというのもちょっと無理矢理な気がします。なんで扉のほかに実際には念獣が出現しているけどそれが描写されていないだけと見るのが自然でしょうか。ちょっとこの辺りは描写が少なすぎてまだ断定はできないところですね。

話は変わりますがフウゲツってシズクにどこか似ていてかわいいっすよね笑

ハンターハンターに登場した女性キャラの中でも結構かわいい部類に入るのではないでしょうか。36巻最後でもフウゲツが登場していますし、今後ダークホース的な立ち位置となって活躍してくれることを期待したいところです。

7.マフィアも参戦

王子、王妃、その所属兵、ハンター協会員、旅団とこれまでにないくらい登場人物が増えている暗黒大陸編ですが、この36巻ではまたさらにその登場人物が増える形となりました。

それがカキンのマフィアたちです。

ホイコーロ王の腹違いの兄弟、あるいは愛人との子供で頭が構成されるマフィアたちですが、こいつらも念能力を持っていたりとさらに群雄割拠な状態が続きそうです。

というかエイ・イ一家のモレナの恋のエチュードの能力のせいでさらに23人増えることに…。いったい何人の念能力者がいることになるんだろう…。というかこんなの一度読んだだけじゃ全然理解できないのに富樫先生はきちんと把握できているのでしょうか。

またこの恋のエチュードってかなり強いですよね。

もし旅団のように既に強い人に能力を使ったら簡単にレベルが上がってしまい手が付けられなくなりそうです。レベル100とかなったらどんだけ強くなるのかが気になります。

モレナ本人ですら45と書かれているのでレベル100というのは相当強そうな感じです。しかも王子を倒すとレベル50アップとかやばすぎです。これも特質系になるんでしょうか。

でも、恋のエチュードを使ったからと言ってその使われた人がモレナの命令を聞く必要があるわけではなく自律して行動できるのでこれも制約のうちに入り、そのやばい効果を増大させているのかもしれません。

人を殺して強くなってもその人を操れなければモレナ本人にあんまりメリットないですし。あくまで王子を殺害とかレベルアップ条件を目的に沿ったものにするとかしない限り自分の思うとおりに動いてくれなそうなのが難しいところです。

今後このマフィアたちも参戦していくとなるとさらに複雑な混戦になってしまいそうです。

まとめ

以上、ハンターハンター36巻の感想と考察を書いてきました。

この巻、文字多すぎでしょ…。一回読んだだけじゃ全く理解できませんでした。難しすぎぃぃー!!

この分量だと小さい子供とか全然わかんないのではないでしょうか。

でも、面白い…。こんなに緻密にストーリーが作りこまれてるマンガって他にないのではないでしょうか。やっぱり製作期間が長いマンガは違いますね笑

ただやっぱり進むのが遅い…。このままだと暗黒大陸にたどり着くのはいつになることやら。主人公のゴンはどうなる問題も解決できていませんしね。

物語の最後はフウゲツがミザイに拘束されるところで終わっていました。フウゲツということは能力を試していたら外に出てしまったのか?

いろいろ想像ができるところですが、続きは次巻に期待したいと思います。

では、また次巻でお会いしましょう!!

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コメント

  1. 白零 より:

    こんにちは!最新刊はまだ買ってないんですが、ジャンプラをハンタの掲載時のみ購入してるハンタ好きです!面白いですよね!

    ハンゾーは苦手系統の部分を制約と誓約で補ってるんじゃないかと思います。
    判明してるだけでも、「能力発動中は本体が無防備になる」という強力なものですし、また、この能力のメリットは「空間に囚われない移動」しかなく、カストロのようにノーリスクでリアルタイムに操作できて、かつ本体と同じ能力をもつタイプのものとは違います。
    上記を考えると、特にメモリの無駄遣いはしてないんじゃないかと

    • tantan より:

      コメントありがとうございます!

      確かにカストロほど戦闘用というより偵察用でしか使えなそうですし、制約は強そうですね。そう考えるとメモリはあまり使ってないのかもしれませんね。