キングダムハーツ3(KH3)の評価・レビューをネタバレなしで書いてみた

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キングダムハーツ3の評価とレビュー

Ⅱ発売からおよそ14年、待ちに待ったキングダムハーツ3(KH3)が発売されてからおよそ一か月がたちました。この1か月で裏ボス討伐までクリアすることができました。

一通りプレイしてみてこのキングダムハーツ3を100点満点で評価すると50点といったところでしょうか。

この記事では、この50点と評価したキングダムハーツ3(KH3)の評価・レビューをこれから購入しようか迷っている方に向けてネタバレなしで書いていきたいと思います。

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1.あらすじ

復活したマスター・ゼアノートが従える真の13機関が遂に動き出す。彼らは13の闇と7つの光の衝突によって”x(キー)ブレード”を完成させようと”7つの純粋な光の心”を奪うことを画策していた。

”xブレード”を完成させれば世界は再び闇に飲まれてしまうことになる。

王様(ミッキー)の師イェン・シッドは衝突が”xブレード”完成に繋がるとしても7つの純粋な光の心を守るために、”光の守護者”である7人のキーブレード使いをそろえて闇に立ち向かう道を示した。

そのためには消えたキーブレード使い、ヴェントゥス、テラ、アクアの3名を救い出さねばならない。

ソラは眠りに落ちた心を救う”目覚めの力”を習得していたが先の戦いで一度ゼアノートに体を奪われその力を失ってしまっていた。

イェン・シッドからまずは力を取り戻すことを命じられたソラは仲間のドナルド、グーフィーと一緒に新たな旅に出るのであった。

2.ストーリー

ストーリーのあらすじはこんな感じです。

このストーリーに関してはよくわからない点が多いというのが正直なところです。

キングダムハーツにはナンバリングのだけでなくキーバックカバー、ユニオンクロス、バースバイスリープ、0.2バースバイスリープ、358/2days、チェインオブメモリーズ、ハーツコーデッド、ドロップディスタンスとを含めて11作品もあります。Ⅲのストーリを完璧に把握するには全作やらねばならず相当ハードルが高いです。

※筆者は赤字の作品をプレイしました。

シリーズものなので仕方ないことなのかもしれないですが、全作やっている猛者以外の人はストーリーで分からないことがあることは頭に入れておいた方がいいです。というかおそらく全作やっていてもわからない点は多いと思います。FFと似ていて謎ばかり残すスクエニの癖は治っていないようです。

また、オリジナルの話の展開については、前半ではほとんど触れず、後半に急に話が進みだすのでそれにちょっとついていけません。最後の方にボス戦が一気に続きますがそれよりも小出しにして徐々に謎を明かしていく展開にしてほしかったなあという印象です。

でも、キングダムハーツのストーリーは基本的には光と闇の戦いです。世界を闇に飲み込もうとしている者達を光側の人間である主人公ソラ達がやっつけるという大きな筋は変わりません。

なので本当に細かいところまで理解しようとしなければさほど気にならずにプレイすることはできると思います。キングダムハーツの面白さはやはりアクションなのでそこまで気にならないという場合が多いでしょう。シリーズで初めてプレイするのがⅢという方でも公式サイトなどである程度のストーリーを把握できれば十分プレイは可能だと思います。

そして、オリジナルストーリーだけでなくディズニーのストーリーも楽しめるのがこのキングダムハーツのいいところですが、このディズニー世界のストーリーははっきり言って散々な結果であったといってもいいと思います。

ディズニー側からストーリーをあまり明かさないでほしいと依頼があったのかもしれませんが、あまりにもストーリーがわからない急展開過ぎて、ディズニー作品のストーリーが全然理解できませんでした。

特に期待されていたであろうアナと雪の女王の世界ではすべてが急展開で登場人物の深堀も何もなされず主人公であるソラも置いてけぼりというひどい状況になっていました。キングダムハーツをやっているとそのディズニー作品も観たくなってしまうというのがいいところであったと思うのですが、そうした感情もわかなくなってしまったのが非常に残念でした。

結論としてはオリジナルもディズニーもよくわからないのであまりストーリーとしては高評価はできないでしょう。

3.戦闘システム

キングダムハーツで面白いのはやはり戦闘アクションです。

これに関してはある程度評価できると思います。

今作ではⅡのようにブレイブ、ウィズダムといった決まったフォームではなくキーブレードごとにフォームが決まっている方式となっていますが、これがなかなか気持ちいいです。

キーブレードによっては大砲のようになったり、槍になったり、ヨーヨーになったりといろんな武器に形態変化するのでアクションに飽きることがありませんし、いろんな攻撃ができるので爽快感も格別です。

なにより最高なのが最強武器であるアルテマウェポンのアルティメットフォームです。これがゲームの難易度を変えてしまうくらいなほど強く、敵を一掃できるのでめちゃくちゃ気持ちいいです。

これはⅢの楽しさはアルテマウェポンを手に入れて初めて理解できるといえるくらいです。

ただⅡのようなブレイブなどと違ってフォームのレベル上げをする必要がないのはちょっと物足りないです。ブレイブをレベルMAXにするとハイジャンプを手に入れたりということがありましたが、今作ではストーリーを進めていれば手に入れられることができるのはちょっと手ごたえがありませんでした。ファイナルフォームはレベル上げしたかったなあ。

ただこれはいらなかったなというのが今作で初めて導入されたアトラクションフローというシステムです。

これは戦闘中に△ボタンを押すとディズニーランドでありそうなコーヒーカップ、メリーゴーランド、ジェットコースターといった遊具のようなものが出現しそれで敵にダメージを与えるという攻撃方法です。

演出もしっかりしており、ソラ達が楽しく戦闘をしていることが伝わっては来るのですが、これらは別になくてもかまいません

というかダメージが低い、攻撃が当たりにくいということもあって使わない方が敵にダメージを与えることができます。しかも結構シリアスな場面でも使えることがあり、暗い戦闘なのに実際の戦闘ではアトラクションに乗って遊んでいるという気分の落差も実感してしまうことも多々あります。なのでこのシステムはいらなかったなあというのが正直な印象です。

あとひとつ言いたいのがⅡであったスライドターンなどのリアクションコマンドがなくなってしまったことです。これがあるとより快適にボス戦などを楽しめたのですが、残念ながらⅢではなくなってしまいました。これはかなり残念でした。

4.写真撮影

Ⅲで新たに追加された要素で面白いと感じたのが写真撮影です。

各ワールドで旅しているときに景色や仲間を写真に残せるというシステムが導入されています。これが結構面白いです。

面白いというかドナルドやグーフィー、そして、ワールドごとの仲間がいろんなポーズをとってくれたりするのでそれがとてもかわいいです。特にドナルド。今作ではドナルドのかわいさが格別に強調されているのでかなりたくさんのドナルドを撮りまくりました。

5.難易度・ボリューム

筆者は通常クリアはレベル37、プレイ時間27時間、裏ボスまでクリアにレベル80、プレイ時間40時間という結果でした。この結果からわかるとおり、ボリュームはかなり小さいです。

あまりアクションが得意でない筆者であっても裏ボスまで40時間でクリアできてしまったのはPS4のゲームとしてはかなり短いと思います。

なのでやり始めてクリアするまではあっという間の印象です。PS4であればもう少し長い、あるいは難しくてもよかったと思います。Ⅱでは裏ボスである鎧(留まりし思念)を倒すために100時間は要したのでこれと比べてしまうとかなり簡単であったと思います。

なお、難易度はプレイ開始時にビギナー、スタンダード、プラウドの3つから選ぶことができ筆者はプラウドを選びましたがそれほど苦戦したところもなくクリアすることができました。

苦戦したのは通常戦闘によるボスではなく船での艦隊戦というありさまでした。なのでできればプラウドの上、クリティカルモードがあればよかったなあという印象です。

6.クリア後の要素・ミニゲーム

キングダムハーツの楽しみであるクリア後の展開、もちろんⅢにもクリア後に戦える裏ボスがいます。しかし、こいつが残念ながらそれほど強くありません。

Ⅱの鎧ではレベル99にしないと対抗できませんでしたが、Ⅲでは筆者が余裕をもって戦えるように上げたのがレベル80です。なので、もっと低いレベル例えば60くらいでもボスの動きを覚えれば勝てたと思います。

難易度はそのくらいなのでそこまでやりこんだという印象はありません。それにⅡの鎧と違って裏ボスはストーリーとは全く関係のないキャラなのも少し残念なところです。

そして、やりこみ要素として見逃せないのがアルテマウェポンの入手です。

先ほど触れたようにアルテマウェポンは半端なく強いのでそれに伴い入手もかなり難しいです。

幸運のマーク集めと各種ミニゲーム、グミシップをすべてコンプリートしなければなりません。これがまあ苦痛です。Ⅱでもこういったミニゲームがありましたが、それと同じくらい大変でした。

まず幸運のマークですが、世界中にミッキーのマークが散らばっているのでこれを写真に全て納めねばなりません。その数全部で90枚。これが大変中の大変でした。解説動画を見ながら90枚すべて撮影するのは相当に骨が折れます。

他にも雪すべりやセブンプリンズというミニゲームが各種ありますがどれもなかなか手ごたえがありかなり苦戦しました。Ⅱでもポスター貼りなどがありましたがそれよりも難易度は高かったと思います。

後忘れてはならないのがグミシップです。今回のグミシップはⅡよりも操縦が難しくなっており、それだけでも苦痛なのですがボスがこれまた強く倒すのが大変です。これもいろんな条件をクリアして強い機体の設計図を手に入れなければならずかなり苦労しました。

これらをまとめるとクリア後のプレイは苦労はしますがさほど面白くはありません。

面白いのはアルテマウェポンを入手後にそれを使うくらいで、あとはミニゲームが難しくて大変だった印象しかありません。

7.今後の展開

本編をクリアするとエンディングまで見ることができますが、それを見るとわかるのがまだまだキングダムハーツは続きそうであるということです。

公式にソラが主人公であるダークシーカー編はⅢで完結といわれていますが、エンディングを見るとまだキングダムハーツの世界は終わっていないようです。なので、Ⅲの次のⅣが発売される可能性は非常に高いです。でも、ⅡからⅢが発売されるまでに14年かかっているのでⅣが出るのはいつになることかわかりません。そのころにはPS6くらいまで出ているかもしれませんね。

まとめ

以上、キングダムハーツ3(KH3)の評価・レビューを書いてきました。

最初にも触れたとおり、このキングダムハーツ3を点数化するとすれば50点くらいです。それほどまでに期待が高かったためにこの結果は非常に残念です。

あともう少しストーリーのボリュームを増やし、Ⅱで人気のあった要素を引き継いでいればまた違った結果になったと思います。

もしあなたがこれまでのシリーズをすべてプレイして準備万端でⅢを始めようというのなら止めることはありませんが、シリーズを初めてやってみようという方はちょっと待ってといいたいところです。その場合にはまずⅡから始めてほしいなと思います。

これまでのシリーズと比べられてしまうので制作側としても厳しいものがあったのかもしれませんが、名作であったⅡには少し及ばなかったであろうというのが筆者のⅢへの評価です。

おそらく発売されるであろうキングダムハーツⅣにはこれらの要素を改善して開発してほしいなと思います。

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※ネタバレしてもいいからプレイ内容が知りたいという方はプレイ日記を書いていますのでそちらも併せてごらんください。

キングダムハーツ3のプレイ日記です。プロローグからオリンポスの攻略の様子を書いています。









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