約束のネバーランド8巻の感想と考察【ネタバレあり】

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約束のネバーランド8巻の感想と考察

4月4日に約束のネバーランド8巻が発売されました!

この記事では、この約束のネバーランド8巻の感想と考察を書いていきたいと思います。

※この記事はネタバレ要素が多分にあります。まだ読んでいない方は先に本編を読みましょう!







1.レイたち頭良すぎ!

ゴールディ・ポンドに行く途中、野生の鬼の群れに遭遇したエマたちですが、持っていた銃で何とか足止めを試みます。

レイは固まった木の枝みたいのを撃って鬼の頭上に落とし、エマは4つの銃身がある銃で捕縛ネットを放ちます。

オジサンによれば4つの銃身がある銃は閃光、催涙、捕縛ネット、音の4種類の弾があるようです。

ここですごいと思ったのが普通だったら『鬼をどうやって殺せるか』という視点で考えてしまいがちなところを、現状を踏まえ『鬼からどうやって逃げるか』という視点に徹していることです。

もちろん鬼を殺せるほどの強力な武器は重かったりして11歳のエマたちでは扱えないのかもしれませんが、それを踏まえてきちんと自分で考えて自分で判断して逃げる用の武器を選んでいることに感心します。

オジサン自身もこのエマたちを見て感心?しているようでした。

しかも、レイはこれまでの経験のみから鬼の弱点も見抜きます。

確かにこれまでの鬼はすべて仮面していたけどよくそれに気づくなあ。これまでの鬼との戦闘からするとわかりそうなことはわかりそうなのですが、それを戦闘のさなかに見つけるのはやばすぎます。

それにその弱点を狙うことを指示されたエマも発で弓を命中させてるし…。エマが弓を習ったのってついこないだだよね?それなのにこの土壇場の状況で見事命中させるのがすごいです。

自分が11歳の子供だったら鬼に遭遇した時点でションベンちびって腰抜かしてると思います笑

2.オジサンの過去とエマ

オジサンは強がっている姿勢を見せているもののやはり、昔の仲間が死んでしまったことを後悔している様子。夢にまで見ているということは相当な後悔の念があるのだと思います。

それをエマに指摘されて動揺するオジサン。

オジサンの行動にもこれまで矛盾が多くあります。

逃げてきたエマたちが単純に邪魔であるのなら最初から銃で問答無用に殺してしまえば良かったのに殺さないばかりかゴールディ・ポンドに行くまでのガイドまで務めています。

もちろんエマやギルダに脅されたからともいえなくもないですがこの脅しそのものが本来意味がありません。

なぜならシェルターを爆破して困るのはオジサンだけではなくギルダたちも変わらないからです。

外は敵の鬼だらけの土地で小さな子供達を連れたギルダたちがシェルター抜きでの生活は100%不可能です。

ですので、ギルダたちは仮にオジサンにエマとレイを殺されたとしても今後生きていくためにはシェルターを爆破することは実質できません。

オジサンの場合は、困ることは困りますが経験もあり外で生き抜くすべを持っているのでシェルターを壊して本当に困るのはギルダたちの方なのです。

それをオジサンはわかっているはず。

なのにガイドを務めてくれている。ということは本心では殺したくないと思っている可能性もあります。

というより殺したい、殺したくないという感情よりもかつての自分、自分たちを見ているようで辛い、その感情を取り除きたいという意思が強いのだと思います。だから皆殺しにしてしまえばいいものを興味本位に近い感情でガイドを受けています。

というか仮にエマとレイのどちらかが死んでどちらかが生きて帰ったとしてその後の生活のことにはほぼ触れていません。

その状況下では子供たちとまた一緒に暮らさねばならない。問題はそこにあるはずなのにガイドを務めているということは本気で殺そうとしていないようにも思えます。

オジサンがしたいことはエマたちが希望にあふれ行動している姿を見ないことです。

かつて自分がそうであったことから目を伏せたい、だから、嫌がらせのような真似をする。そうしないとこれまで襲ってきた仲間を死なせたという後悔、罪悪感に勝てないのでしょう。

そんな中、エマに腹を割って話そうと言われオジサンも心を動かされます。

エマはオジサンが本当は辛く戦い続けてきたことを指摘します。

その感情にすら逃げてきたオジサンはその感情を再び見つめなおし、エマたちを殺そうという意思を捨て去りました。

エマの行動は一見的外れであったり、計算外の行動に見えますが実は物事の核心についたものとなることが多いです。

このエマの行動が周りのみんなを突き動かすんだろうなあ。

オジサンはレイを知恵、エマを方針といっていましたがナイスな分析。このGFの子供たちの指針はエマなんですよね。

とまあ長く書いてきましたが、オジサンとなんとか仲直りできそうで良かった!

3.ゴールディ・ポンド

エマはさらわれるという形ですが無事ゴールディ・ポンドにつきました。

ですが、ゴールディ・ポンドは密猟者たちの庭でした。

ここでも個々の現状をヴァイオレットから聞かされますがエマがまず行ったのは子供たちの救出です。

この思考になるのがエマらしいですがその思考がすごいですね。

気づいたらさらわれていて知らない土地に連れてこられて誰も知り合いがいない。そこで、いきなり出会ったヴァイオレットにゴールディ・ポンドの現実を知らせられる。そして、いきなりほかの子供たちの救出ですからね。

普通はもっと混乱してもいい気がしますが柔軟性ありすぎぃぃ!って感じです。

4.知性鬼、レウウィス

テオ達を助けるために斧で攻撃して鬼に対抗するエマ。そこで、ほかの鬼たちよりも知性が高そうなレウウィスと出会います。

レウウィスは自分を殺そうとしてくる子供を探そうとしているようです。

それはかつての人間たちと繰り広げた狩り合いが面白かったから

ここで疑問に思うのが鬼の寿命です。

狩りは互いに命を懸けるから面白いのだ』というセリフが書かれたページ(101ページ)で人間たちは防具と武器を装備した兵士のような描かれ方をしています。

この人間たちはおそらく約束がなされる前の姿だと思われます。ということは1000年以上前のこと。

なのでこのレウウィスは1000年以上生きているという推測がたちます。

人間よりも強い身体を持ち、寿命は無限大。相当厄介な奴らですね。

1000年前の人間はよくこいつらと約束を結べたなあと思います。単純にみると鬼の方が圧倒的有利にいそうなのに。

そこは人間の科学や技術力で対抗していたのでしょうか。この約束が結ばれる時の世界線の話も今後見てみたいです。

5.GVの子供たちとルーカス

ゴールディ・ポンドでの密漁は音楽が鳴るのを合図にいったん中止されます。

中止後ヴァイオレットに連れられてきたエマは密漁をやめさせようとするリーダーのオリバーを含むレジスタンスたちと会うことになります。

このオリバーたちの年齢は13~18歳と幅がありますが数か月から数年猟場の中で生き延びてきたメンバーのようです。

ということはこのメンバーたちは密猟者の鬼たちとの戦闘に参加していないのかな?

テオ達は建物の外、森の中で襲われていましたが建物の中まで襲ってくるような描写はありませんでした。

ということは建物の中までは鬼たちは襲ってこないのかもしれません。そうして、姿を隠していれば生き延びられるのかも。

そうだとしたら武器を与えたり、密漁の真実を教える前に隠れるように指示しとけばいいのに…と思ってしまいました。

そこは、みな全員が建物の中に入ってしまったら鬼たちが外ではなく建物の中まで捜索し始めてしまうからそうしなかったのかもしれません。

数人の犠牲が出てもこのレジスタンスのメンバーの存在がばれないようにするためにはそうするしかないという思惑があるのかも。

実際ヴァイオレットは今回は4人死んだこと、そしてそれはよくあることと認識していたのでそうしたある程度ドライな思考がこのメンバーたちにはあります。

でも、こういう思考はエマの考え方と相反しそうな気もします。エマは可能な限り助けようとしますからこの考え方は嫌いそうではあります。

ここでオリバーたちと協力して密猟者達を倒したとしてエマ達と合流して人間の世界を目指すことになるのでしょうか。そうなるとこうした考え方の違いは大きな障壁になりそうです。それにエマ達より年上ですがどうしてもエマ達より有能には見えないんですよね。

GFとGVのメンバーが協力して脱出する機会が来るのかちょっと気になる部分ではあります。

そして、オジサンの元仲間であるルーカスと会うことになります。

ルーカスは13年間この風車の中で生き延びてきたとのこと。13年間…。膨大な時間を隠れることに費やしてきたなんてそれだけで心がおかしくなってしまいそうな気もします。

というかよくこの人の話をオリバーたちも信じれたものだよなあ。でも、実際に密漁の現場を見たら信じざるを得ないか…。

とりあえず早くオジサンと合流して安心させてあげたいところです。というかはやくオジサンの本名明かしてくれよ笑

6.アダムという人物

ルーカスは自分が生存していることはエマとGVの9人とアダムだけだと言っています。

最初に風車に入る時にも出会いましたがこのアダムという人物は何者なのでしょうか。

こういう表現をしているということは、農園出身の子供ではないのでしょう。しかもエマが風車に入り姿を見せたとき、あからさまにその胸に農園のマークみたいなものをつけています。

ということは農園側の人間?ということも考えられそうです。でも、鬼側の人間だったらルーカスも存在を知らせないだろうしもっと敵対してもよさそうなものです。

しかも話の終わりにある登場人物紹介みたいなページでも一人だけ???という表記になっています。このアダムが今後の展開の結構大きな要素となる気がします。

まとめ

以上、約束のネバーランド8巻の感想と考察を書いてきました。

ついに到着したゴールディ・ポンドですが、そこは密猟者達の巣窟。でも、オジサンの仲間ルーカスと会い、ミネルバさんの指示通りの場所にたどり着けそうです。

とりあえず早くオジサンとルーカスを会わせてほしい!オジサンは厳しい態度をとりながらもなんだかんだ守ってくれましたし、嫌な過去もあるので早く報われてほしい、そう思います。

そして、どうやってこのゴールディ・ポンドの密漁者たちを倒していくのか非常に気になるところです。

というわけで感想・考察もここで終わりです。

では、また次巻でお会いしましょう!

6月4日に約束のネバーランド9巻が発売されました! この記事では、約束のネバーランド9巻の感想と考察をあらすじとともに書いてい...

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