聖剣伝説2リメイク版のレビューと評価を書いてみた【ネタバレなし】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リメイク版聖剣伝説2のレビュー

2月15日発売の聖剣伝説2リメイク版をつい先日クリアしました

スーパーファミコンソフトとしてかなり昔にプレイしたゲームですが、今現在やってもかなり楽しむことができました。

ということで今回は、これから買おうか迷っている方に向けて、ネタバレなしでこの聖剣伝説2リメイク版のレビューと評価を書いていきたいと思います。

※このページでは、株式会社スクウェア・エニックスが権利を所有する画像を利用しております。当該画像の転載・配布は禁止いたします。
Copyright (C) 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.Secret of Mana






1.ストーリー

①あらすじ

まず聖剣伝説2のあらすじからご紹介していきます。

はるかな昔…

マナの力によって進化した文明が地上にさかえていた

やがて人々はマナの力を戦争に利用するようになり、マナの要塞と呼ばれる巨大な船を生んだ

しかし、あまりに強大なその力は神々の怒りにふれ、神獣が地上へとつかわされた

要塞と神獣の激しい戦いが世界を炎でつつみ、地上からはマナが失われていった

その時、聖剣をたずさえた勇者によって要塞は落とされ、神獣も人々の前から姿を消した

戦争によって文明は失われたが、世界にはふたたび平和が戻った…

時は流れ…

歴史はくりかえす…

②ストーリーは王道RPG

こんな感じのストーリーとなっていますが、全体の印象としてはこれぞ王道といった内容となっています。

伝説の剣を抜いた主人公が仲間と共に世界を平和にするという非常にシンプルでわかりやすいストーリーです。

現在ではいろいろなRPGが発売されていますが、大きな謎があったり、はたまたその謎が謎のまま終わってしまったりといった複雑なストーリーとなっていることが多いですが、この聖剣伝説2は謎があるわけでもなく非常にスッキリとしたラストを迎えることができます。

今こうしたシンプルなRPGをやると非常に安心感があります。

すごい悲劇もあるわけでもなくあとくされはほぼありません。いろんなRPGをやっているからこそこのシンプルさにのめり込むことができる人は多いと思います。

③ストーリー追加要素はなし

このゲームはスーパーファミコンソフトのリメイクですが、リメイク版のみに収録されているストーリーはありません

この点がかなり痛いところではあります。

例えばFFⅩでは追加された新たなボスがリメイク版ではいたりしますがそうした隠し要素は全くありません。

ですので、スーファミ版とほぼ同じボリュームとなっており、ちょっと物足りない気がしてしまうかもしれません。クリアにかかる時間はゆっくりやっても15時間といったところです。

一応モンスター図鑑や武器防具コンプなどトロフィーのやり込み要素はありますが、やはり単純作業なのであまりやり込んで楽しいといったことにはなりにくいかと思います。

④会話イベントが追加

会話イベント

ストーリーにおける追加要素はありませんが、このリメイク版の特徴として会話イベントが増えていることが挙げられます。

通常のストーリーの進行だけでなく、宿屋に泊まる時に主人公と仲間たちが語り合うシーンが追加されています。

旅の途中で疑問に思ったこと、気になったことなどを仲間と話すことでストーリーの深堀ができますし、実際に一緒に旅をしている感覚を味わうことができます。

しかも、かなりの量の会話があり、普通に宿屋に泊まっているだけでは全部見切れないのでこの会話イベントのために無駄に宿屋に泊まったほどです。

これは一度スーファミ版でやったことのある人ほど楽しめる要素だと思います。

2.他のリメイク要素

このリメイク版の最大の特徴はこれまで2Dだったスーファミ版のグラフィックをフルリメイクして3Dに変換されていること、そして、ストーリー上のすべての会話がフルボイスとなっていることがあります。

①3Dグラフィック

ポポイもリメイク

このグラフィックはPS4という最新機種版だけあってかなりきれいです。つくりも細かくこれぞリメイク!とプレイしているとかなりテンションが上がります。

また、この聖剣伝説2の面白さの一つとして終盤になると竜にのって世界を移動することができる点がありますが、この竜による移動もそのままきれいなグラフィックで再現されています。

竜にのって移動

FFでは昔のものだと世界地図の上に飛空艇があり、自由に離着陸できる移動方法がとられていましたが、まさにこれに似た感覚です。

ですが、このFFでもPS2、PS3、PS4とグラフィックがきれいになるにしたがってこの演出がなくなってしまっていますが、このFFでいう飛空艇感覚で世界を旅することがPS4でできる!という点はかなり新鮮でした。

また、一新されたキャラのデザインもかなりかわいめとなっています。

紅一点のプリム、そして、妖精のポポイなんかはめちゃくちゃかわいくリメイクされています。

スーファミ版だと画面が小さくて顔がよくわかりませんでしたが、このリメイク版でははっきりと顔を拝むことができて感動します。

②フルボイス

そして、フルボイスです。

原作はスーファミですのでもちろん声は収録されていませんが、このリメイク版では主人公たち主要人物はもちろんの事、よろず屋の店主や村人、兵士などすべての人の会話に声が収録されています

どれも棒の演技といったことはなく自然な会話で収録されていてストーリーにのめり込みやすくなっています。

特に気に入ったのが魔法の唱え方です。

ファイアボールなら『ファイアァァーボォォール!』とフルボイスで唱えてくれるので一緒に叫んでしまいたくなります笑

③BGM全曲リマスター

聖剣伝説2の面白さはそのカッコイイ音楽にもかなりの比重があります。

このBGMはリメイク版では全曲がリマスターされていますが、ネット上の評判を見るとかなりの酷評がされています。

でも、個人的にはそこまで気になるような変なリメイクは感じませんでした。

どれも音がきれいになって少し電子的な音に変換されたくらいで違和感は正直ありません。(でも、ドラム音はオリジナルの方がかなり強く感じます。)

特にOPの音楽ラストダンジョンに行ける状態での竜での移動の音楽は相変わらずめちゃくちゃかっこよくて感動しました。

しかも、もしリマスター版が気に入らなくてもオプションからオリジナルの曲を選択することができるのであまり気にする必要はないと思います。

3.システム

①戦闘システムはスーファミ版とほぼ同じ

戦闘システムは変わらない

この聖剣伝説2は自分で主人公たちを操作して攻撃を行うアクションRPGです。

基本的な動作は敵に近づいて攻撃ボタンを押す、ただそれだけなのでアクションは苦手という人でも十分にプレイできると思います。

この戦闘システムはリメイク版でもスーファミ版をそのまま3Dにしただけのかなりの再現度となっています。

②攻撃があたらない…

スーファミ版との違いは武器による攻撃がかなりの確率でMISSとなってしまうところです。

最初の方のモンスターは問題なく攻撃をあてることができるのですが、ある程度強いモンスターになってくると攻撃がたまにしか当たらなくなります。

ここは本当にイライラします。

あとで触れますが、このゲームはただでさえ魔法が壊れ性能なのに武器があたらないのであればほとんど戦闘は魔法だよりとなります。

実際にプレイしてみて雑魚敵は仕方なく武器を使い、ボス戦はほぼ魔法で倒していました。

そして、なにより嫌だなと思ったのがこの攻撃のMISS率が高まることでこのゲームの戦闘の面白さでもある溜め攻撃がほぼ使う意味がなくなってしまったことです。

このゲームでは攻撃ボタンを長押しすると、ゲージをためることができ、貯めたゲージの多さによって強い技が使える仕様になっています。

しかし、この攻撃がMISSしてしまうことでせっかく貯めたゲージもよけられてしまい意味がなくなってしまいます。ですので、武器での攻撃は通常攻撃のみとなりかなり味気なくなってしまいます。

③相変わらず魔法が最強

スーファミ版では途中から覚える魔法がかなり強く、これを連射するとダメージが加算されまくってレベルを上げればすぐに999というMAXのダメージ与えることができました。

このようにダメージが無限に加算されることはなくなってしまいましたが、魔法の強さは相変わらずです。

弱点魔法を使えば基本的にはボスはほぼ楽勝に倒すことができてしまいます。ですので、RPGとしての難易度はかなり低い設定となっています。

なのでもっと難しくプレイしたいという場合はボス戦では魔法を使わない縛りなど自分で制限を加えるしかないと思います。

④コンピューターがアホ

コンピューターの動作

このゲームは主人公を合わせて3人で行動します。ですので自然とプレイしているキャラ以外はコンピューターが自動で仲間キャラを操作してくれます。

この点でそこまで再現しなくていいよと思ったのがンピューターの動作がアホなことです。

コンピューターの動作は基本的には攻撃しようとする対象の敵まで最短距離で移動しようとします。

ですので敵モンスターまでの間に例えば階段があればこれを回り込んで階段を下りてから攻撃すればいいものの届かない場所で延々と壁に向かってダッシュしていたりします。

この辺はスーファミでアホだなあと思っていたのですがこの点もかなりの再現度でした…。

ですのでこういう時はわざわざ操作キャラを変えて移動させてあげなくてはなりません。

これは結構面倒です。

せっかくPS4になったのだからこの辺りは改善してくれたらよかったのにと何度も思いました。

⑤操作ボタンは変更すべき

スーファミ版は今手元にないのでどのボタンがどの動作か忘れてしまったのですが、このリメイク版では×ボタンで攻撃と会話進行を行います。

しかし、会話中に選択肢が出た場合は○ボタンで決定します。

なので宿屋に泊まる場合は×ボタンで店主に話しかけて○ボタンで泊まるを選択しなければなりません。

これがやっているとかなりイライラします。

こういう単純な作業の時は○ボタンなりを連射してしまいますがこれが×と○を交互に押さなければならず、間違えて会話をキャンセルしてしまったりします。

これを防ぐためには最初に設定で○ボタンを攻撃・会話進行に変えておかねばならないのが少し面倒です。

⑥ロード時間は短い

スーファミといった昔のゲームと比べる時に気になるのがロード時間です。このゲームの前にはFF15をやったのですが、最新のゲームなのにかなりロード時間が長くてイライラしました。

でも、このリメイク版聖剣伝説2ではロード時間はほぼありません

フィールド上で画面が変わる時に『Now Loading…』と表示されますがほぼ1秒もかからず画面は切り変わります。

ですので、ロード時間に悩まされることなくプレイすることができます。

⑥オートセーブ機能の追加

リメイク版で何気に便利な新機能がオートセーブです。

このオートセーブがかなり細かくされているので例えばもしボス戦で全滅したとしてもボスのすぐ手前の段階でオートセーブされているのですぐに再戦することもできます。

⑦エラーが発生する

リメイク版の最もダメなところはエラーがまれに起こってしてしまうことです。

プレイしているといきなりゲームが終了してエラーと表示されることがプレイ中何度かありました。

エラーが起これば前にセーブしたところからやり直しです。これがすんごくイライラしますが、エラーを回避するためのアップデートも現段階ではされずそのままになっています。

ネット上でのこのゲームの酷評の原因はほとんどこのエラーです。

ただ先ほどのオートセーブ機能が充実しているのでダンジョンの攻略をまた一からやり直しといったことは起こることはありません。

なのでまあ許せる範囲内ではありますがスクウェアには早めに改善してもらいたいところです。

まとめ

以上、聖剣伝説2のリメイク版のレビューと評価をつらつらと書いてきました。

3Dグラフィックとフルボイスはスーファミ版でやったことのある人ならだれでも感動すると思いますし、その再現度は高水準となっているのでプレイすると誰でも楽しめるゲームとなっていると思います。

しかし、ストーリーに追加要素があればとどうしても思ってしまいます。ボリュームがいかんせん少なすぎます。あとエラーは見過ごすことはできません。

ということで全体を厳しく評価すれば100点満点中60点といったところ。

このボリュームであれば3000円くらいで売ってほしかったな…というのが正直なところです。

ただスーファミの原作がめちゃくちゃ面白いのでそのリメイク版も同様に面白いです。もし、PS4やPSVitaで買うか迷っているのならば是非おすすめしたい作品です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. torejyou より:

    聖剣伝説2リメイクしたんですねぇ。
    昔やってました。
    3Dもいいな~

    • tantan より:

      コメントありがとうございます!

      スーファミをやってると3Dに感動しますよ!残念な点はありますけどかなり楽しかったです!